DONNECT

なぜ医学部を卒業したのに、医者にならなかったのか

ビジネス

掲載日 : 2021年3月14日


医学部卒業後、敢えて医者にならずに目指したものは。
アメリカ、オーストラリアと、諸外国での勤務で培った考え方とはなにか。

慶應義塾大学医学部卒業→外資系投資銀行勤務→コンサルティング会社勤務

DONNECT:本日はお忙しい中、ありがとうございます。よろしくお願いします。

小山氏:よろしくお願いします。



DONNECT:小山さんはかなり異色の経歴ですよね。卒後初期研修さえしないという人はなかなかみないです(笑) まず、単刀直入になぜ医者にならなかったんですか?

小山氏:やっぱりそこが気になるよね(笑) 一言で言うと、自分なりのユニークさを見つけていきたかったんだよね。医学生時代に、かっこいいな、と思った先生達は、みんな何かしらのユニークさを持っていた。基礎研究で成果を出していたりとかね。とはいえ医者としてユニークさを出していくのは自分には合わないな、と思っていた。医療はすでにかなりのレベルで標準化されていて、それに新鮮さややりがいを感じることができなかったから。



DONNECT:学生時代にそこまで考えていること自体がすごいです。それでも、一応初期研修ぐらいはしておくか、ってなるとは思いますけど。

小山氏:当時は焦りがあったんだよね。医学部ってだけで周りより働き始めるのが2年遅れるわけだし。初期研修をすることで、さらに2年ロスしてしまうと考えると耐えられなかった。



DONNECT:今までの経歴を振り返ってみて、よかったことはどんな点ですか?

小山氏:明らかにユニークさがあるよね(笑) それはよかったことかな。周りに応援してくれる人も数多くいるし、何より自分に心理的ハードルを持たずに、なんでもチャレンジしてみようと思えるようになったかな。



DONNECT:逆に、後悔していることはありますか?

小山氏:今考えると、初期研修ぐらいはやってもよかったな、とは思うね(笑) どんなに経歴が異色でユニークさがあっても、結局医師としての経験はないんでしょ、って思われちゃうこともあるから。



DONNECT:投資銀行はなぜ辞めたのですか?

小山氏:あの手この手でお金を生み出すという考え方に対して、働いていくうちに少しずつ違和感を覚えた。あんまり社会善って感じがしないよね。



DONNECT:そうなんですね。全く違う業種なので、想像もつかないです、、今後の展望を教えていただけますか?

小山氏:今はコンサルティング会社で働いているけど、35-40歳の間に何か新しいキャリアを積みたいな、と考えている。海外の巨大なバイオテック会社のトップ層は、若いうちに突然違う仕事上の領域に飛び込んでいくイメージがあるんだよね。自分自身のキャリアアップにつながることをやっていきたいと思っているよ。将来的には、世界の第一線の医療系会社で働きたい、と考えている。



DONNECT:貴重なお話をありがとうございました。